東京のコミュニティサイクルで四ツ谷からお台場までサイクリング
東京都内のコミュニティサイクルは6区広域実験を行っており、千代田、中央、港、江東、新宿、文京の6区では、どの区で登録しても、区をまたいで利用でき、違う区のポートに乗り捨てできる。
筆者は以前ちよくるを利用したことがあるので、今回は新宿区の四ツ谷から、秋葉原経由でお台場までサイクリングすることにした。
自転車がおいてあるポートの場所はスマホがあれば検索できるが、持っていない場合は予めホームページで調べるかポートに置いてあるパンフレットを見るとよい。
コミュニティサイクルの自転車は、どの区も同じ赤い車体で、3段変速の電動アシスト付き自転車(電アシ)。前かご付きで、歩道や段差を踏み越えられるようにタイヤは凸凹して太い。ママチャリタイプで車重も重いが、電アシを使って時速20キロは出せるので、見た目の印象よりは走る。
東京は「~谷」「~坂」といった地名からわかるように、もともと起伏があって坂が多く、加えて陸橋や信号でのゴーストップなどで電動アシストは大変役立った。漕ぎ出しは1速からすぐ2速に上げると推進力がある。
迎賓館近くの四ツ谷見附公園のサイクルポートに止めてある自転車から、電池残量が多く、タイヤの空気圧も十分な一台を選び、サドルを高く上げてから出発。
四ッ谷から半蔵門へ進み、皇居方面に沿って靖国神社から神保町、淡路町と抜けて、神田駅まで行ってしまったのを後戻りして、秋葉原のUDX裏のポートまで、40分ほどだった。
秋葉原をブラブラしてから、お台場へ向かう。今度は秋葉原ヨドバシカメラ前のポートから自転車を借りる。
ヨドバシカメラの裏に回り、首都高の下を岩本町から宝町まで進む。晴海通りと交差するので左折し、築地を通って勝どき橋を渡って進む。
都内は休日でも自動車の交通量が多いが、スポーツ自転車で車道を走る人も少なくない。一方、歩道には人がたくさん歩いているので、車道に出て走行した。
路肩駐車も多く邪魔だが、赤信号でも緑矢印が出て直進できる交差点も多く、スムーズに進める。車道の左端に自転車通行の道路標示が書いてある道もあった。
勝どき橋から直進して、晴海大橋の上り坂も、電動アシストを「強」にすれば難なく進む。
橋の上からレインボーブリッジを望み、橋を降りれば豊洲市場に至る。直進すればビッグサイトの三角形の建物が見える。
右手に見える大きな観覧車を目指して進めば、パレットタウン前の出会橋に到着した。所要時間は80分。お台場の中も橋が多く、上り道には電動アシストの効果が大きい。
なお、レインボーブリッジ経由でお台場に行くには、自転車から降りて、1.7キロを押して渡らないと行けないらしいので、上のような迂回ルートでお台場に入るとよい。
夏の午後で暑かったが、都心なので水分補給はどこでもできる。電動アシストのおかげで橋や坂を難なくこなせたので、それほど疲れもなく都心からお台場まで行くことができたが、翌日は足が張っていたので、ギアが3速までしか切り替えられなかった分、踏み込みに力を使っていたかもしれない。
料金を比べると、四ツ谷~秋葉原間は中央線ですぐなので、電車の方が早くて安い。一方、秋葉原~青海間は、地下鉄とゆりかもめを乗り継ぐので料金がかさみ、時間は倍かかるが、自転車で行った方が安いようだ。
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